とりつるの子
つる屋外観 大正時代から続く仕出・割烹料理店「つる屋」。
地域の集まり事やご家庭のお祝い事など、大切なひとときをお料理で喜んで頂きたいと、永く営業を続けて参りました。

しほみ食堂外観 そこで培ってきたお料理を、もっと気軽に提供できる形として、7年前に「しほみ食堂」をスタートいたしました。

この食堂のオリジナルメニューとして「とりつるぽん定食」がございます。

とりつるぽん定食 カリっと揚げた鶏肉の天ぷらに、自家製タルタルソースと、つる屋オリジナルぽん酢「つるぽん」をかけて食べるお料理で、お客様からご好評を頂いているメニューでございます。

とりつるの子 この人気メニュー「とりつるぽん」に続く、つる屋の定番商品として生まれたのが「とりつるの子」でございます。
つる屋の茶椀蒸しは、卵と出汁の旨味を活かす工夫が継承された、つる屋の歴史が詰まったお料理です。

そして、この茶椀蒸しを「お土産として持って帰りたい」というお客様のお声をずっと頂いておりました。

ただ、茶碗蒸しは出来立てを味わって頂きたいという想いから、お店での提供のみにさせて頂いております。

そこで、この茶碗蒸しに代わる、お持ち帰り頂ける商品として何か良いものは無いかを検討しました。

和洋問わず、大福、チーズケーキ、肉まん、アイスクリーム等・・・。

その中でも、茶碗蒸しと製法や素材の親和性が高い「蒸し焼きプリン」を作ることになりました。
作り方は想像出来てはいたものの、いざ作り始めると困難の連続でした。

プリンと茶碗蒸し、スイーツと仕出料理、なんとなく似ているのではと思っておりましたが、当然ながら全く違うものでした・・・。

調理の行程、火加減、お湯の温度、焼き時間・・・。ほぼ一からやっている感覚になりました。
目指すところは、1個でしっかり満足していただける「濃厚なカスタードプリン」。

たまご卵本来の味をしっかりと味わっていただくために、卵黄の比率を多くした贅沢な濃厚カスタードを作ります。そこからなめらかな食感にするために、1時間ほどゆっくり火を通していきます。

カスタード 最初にスプーンを入れた時の手応えや、ひとくち目の食感にこだわって、原材料の配合比を細かく変えて、試作を重ねる毎日でした。

瓶プリン ここは妥協せず。楽しくもあり、苦しくもあり・・・。

そうした試作を約1年続けて、ようやく自信を持って世に出せるプリンのレシピが完成しました。

とりつるの子
レシピは完成しましたが、肝心の商品名がまだ決まっておりませんでした。

普通に「つる屋のプリン」とか・・・。

製造スタッフの中で、いくつか案を出していく中で、 鶏肉を使った料理が「とりつるぽん」で、新作は卵を使ったスイーツなら、「とりつるぽん」の子供で「とりつるの子」はどうか?という案が出ました。

かっこよすぎず、親しみやすい感じや、今後大きくなって羽ばたいていってほしいという想いから、「とりつるの子」に命名されました。

プリンですが、正式には「玉子菓子」とさせて頂いております。

とりつるの子
発売からわずか2年足らずではございますが、おかげさまで「とりつるの子」はご好評いただいており、お取り扱い頂ける店舗様も増えている状況です。

今後も、今までの経験と挑戦を大切に、より美味しいものを作り続けて、皆様に喜んで頂けるひとときを増やして行ければと思っております。

つる屋の玉子菓子「とりつるの子」、是非ご賞味くださいませ。


とりつるの子
商品のご案内
とりつるの子
とりつるの子
税込 370 
卵黄を贅沢に使った、固めで食べ応えのある「玉子菓子(プリン)」です!濃厚なカスタードの甘さと、ほろ苦いカラメルが口の中に広がったときの美味しさを追求しました。